1993年のプレイオフ、イースタンカンファレンスセミファイナルは、クリーブランド・キャバリアーズとの対戦。マイケルジョーダンとキャブスと言えば、1989年のプレイオフのザ・ショット・・・あれはキャブスにとって悪夢でした。それから4年後のプレイオフで、再びの対戦です。
シリーズを3-0とシカゴブルズが王手をかけて迎えた第4戦。キャブスはここで意地を見せて、何としてもスイープ(4連敗)だけは避けたいところ。
ゲームは4Q残り18秒で101-101の同点、そしてブルズボール。ここでキャブスとファンの頭には1989年の悪夢がよぎったことでしょう。そして待っていた運命は、恐ろしいことにザ・ショットの再現でした。
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Bulls @ Cavs, 1993 Playoffs, Game 4: "The Shot" II
Time 5:57
(ゲームのクライマックスは、動画の再生時間3:36あたりからです。お急ぎの方はそこだけでもどうぞ。)
こちらは別アングルからの映像です。
"1993: MJ Sinks Cavs" nba.com/video
このゲーム、ジョーダンはアンストッパブルでした。ドライブ、外角シュート、挙句の果てには速攻を止める為に相手に抱きかかえられてもお構いなし。合計31得点。(ジョーダンにとってはアベレージなスコアですが)
キャブスはディフェンスをハードに頑張って、3Q終了時点で75-82とリードしていました。何度も言いますが当時のキャブスは決して弱くないんです。実際チャンピオンチームのシカゴブルズとこうして競ってるんですから。
しかし、どんなに頑張ってギリギリまで踏ん張っても、最後はマイケルジョーダンに打ち砕かれてしまいます。
キャブスに限らず、マイケルジョーダンを追い詰めれば追い詰めるほど、痛い目に合う。マイケルジョーダン伝説の1ページを飾るためのキャストになってしまう。
これじゃあ相手は、やる気なくしますね(+_+)
このゲームのジョーダンのマッチアップ、ジェラルド・ウィルキンスも、タイトで良いディフェンスをしていました。最後のシュートについては、
「ボールを抑えていたはずだったのに、まるで空中で再び数インチ上がり、それからシュートしたようだった。」
とコメントしています。
因みにジェラルド・ウィルキンスは、ドミニク・ウィルキンスの弟で、能力の高い選手です。
マイケルジョーダンの凄さってなんでしょう・・・?
類まれな運動能力を活かした、ダンクやダブルクラッチなどのスキルとプレイは文句無しに素晴らしいものです。
しかし、マイケルジョーダンの真骨頂は、チームと自分にとって厳しい状況になるほど、そしてゲームの行方を決める大事なシュートの重責を担うほどに、自分の力を発揮する能力です。
ザ・ショットのようなプレイを一度ならまだしも、何度もやり遂げることができる、そしてチームを優勝に導く事ができるリーダーとしてトータルな能力。
これが、”マイケルジョーダンは史上最高のバスケットボール選手”、100年に一度出るかでないかの選手と言われる理由でしょう。
やっぱりバスケットボール史上に輝く選手です。
この1993年の後も、マイケルジョーダンが真価を発揮するシーンを、私たちは幾度と無く目にします。











”期待を裏切らない”という言葉はピッタリでいいですね。まさにその通り。大舞台のブザービーターほどゾクゾクするものはないですよね。